ゆうぼー
誰もが使ったことのある筆箱
今回は、頭のいい筆箱に近くためのポイントをご紹介します。
まず言っておきます
僕は頭が良くありません
流れるように入学した中学
受験に失敗した高校
倍率の低い大学
僕は頭が良くありません
唯一のこだわりは
「頭のいい筆箱」
CONTENTS
こだわりを持つまでの筆箱史
僕は誰のモノよりも
自信の持てる筆箱とその中身を見つけることができました。
まずはそんな僕の筆箱史をお話します。
2003~2009
小学校
今でこそ様々な筆箱が世に出ていますが
僕が当時使っていたのはこのタイプの筆箱です。
小学生が筆箱にこだわりを持つわけでもなく
入学準備の売り場に並んでいた中のひとつを手にしました。
当時はまだまだやんちゃ。
大事にするわけもなく
四方八方傷だらけ
鉛筆の芯で真っ黒
消しカスがこびりつくのは日常茶飯事
高学年にもなってくると
鉛筆削りが一体になった高機能な筆箱も見かけるように。
親にねだって買ってもらいましたが
ろくに使わずぶっ壊した記憶が残っています。
2009~2012
中学校
新しい友人たちに囲まれると
周囲の筆箱を気にし始めました。
シャイなタイプだった僕は周囲の目を気にしながら
トレンドに乗り遅れまいと「缶ペンケース」に手を出します。
磁石がくっつくことを利用して
キラキラ・プクプクしたシールをマグネットに貼り付け
筆箱の狭い世界で個性を出すことに必死でした。
音はうるさいし
フタは緩いし
僕の授業での目標は「音を立てないこと」でした。
2012~2015
高校
高校生になり大学受験というゴールがチラつき始める時期。
僕は周囲の意識と同じように筆箱に機能性を求め始めます。
筆箱の見た目を意識する人は少なくなり
どれだけ多くの文具を詰め込めるか
どれだけ持ち運びやすいか
それぞれが求める機能によって多種多様になりました。
そして僕は高校2年の後半に
今もなお、手元に置いている筆箱に出会います。
2015~2019
大学
高校時代に出会い、大学4年間使い倒した筆箱がこちらです。
「デルフィーノ ナノブロックペンケース」
- フタ部分にナノブロックを取付可能
- 自分の好みのデザインに
- 手に馴染みやすいサイズ
- 容量も個人的にベスト
ナノブロック好きだった僕にとっては
買わない理由が無いアイテムでした。
フタがスヌーピーになっているのは
余ったパーツで作れる限界だったから。
この筆箱を手にしてから筆箱へのこだわりが強くなりました。
ちなみに、今はもう販売終了しているようです。
似たモノも見つけましたが、なんかちょっと違う。
頭のいい筆箱のポイントとは
決して頭が良いとは言えない自分ですが
周囲を見ていて、頭が良い・良さそうな筆箱の要素に気づきました。
- 使用頻度の高いモノだけ
- それでいて、得意な表現に対応できる
- 全てのモノへのアクセスのしやすさ
- 無意識に使えてストレスが溜まらない
これには人それぞれの考えがあるかと思います。
答えは無限に出そうなので、僕が思いつく4つを挙げています。
その1
使用頻度の高いモノを
個人的にこれは必須項目だと思っています。
文房具に興味を持ち始めると
様々な機能を持ったアイテムを数多く持ち始めます。
メインの筆箱 + 工具箱的な筆箱
複数持っている方も少なくないかと思います。
そんな方は心を少し鬼にして
手垢のついた汚いモノを残しましょう。
文房具のためにノートをとるのではなく
ノートをとるために文房具を使うこと
これは意外と重要です。
その2
得意な表現に対応できる
さっきの説明と矛盾してない?
そう思う方もいるかもしれません。
「色々な表現のためには道具が必要だ!」
それも間違ってはいないのですが
今回僕があえて伝えるとするならば…
「使用頻度が高くて、得意な表現がしやすいモノ」
人によってノートの「クセ」は様々。
つまり、得意な表現の仕方があるということ。
その表現方法にベストな文具が見つかると最高です。
その3
全てのモノへのアクセスのしやすさ
布製や袋のようなタイプの筆箱。
言い換えれば「筆箱内の位置が毎回変化してしまう筆箱」
これはあまりオススメしません。
- 形が決まっている筆箱
- 収納ポケットが多い筆箱
- 文具の定位置が決まる筆箱
そういった筆箱にすることで
必要な時に必要なアイテムを迷わずに使うことができます。
その4
無意識に使えてストレスが溜まらない
これは今までに説明した3つ
- 使用頻度の高いモノだけ
- それでいて、得意な表現に対応できる
- 全てのモノへのアクセスのしやすさ
これらを満たせば満たすほど
「無意識に使えてストレスが溜まらない」という状態に近づきます。
新しい文房具に気を取られることは誰しもが経験するはず。
もちろんダメとは言いません。僕もそうでした。
ゆうぼー
やっぱりテンション上がるし、ワクワクします
「頭のいい筆箱」を意識する時はそこが少し厄介になってくるよ
ということです。
頭のいい筆箱を大公開
こちらが僕の筆箱の中身です。
様々な試行錯誤を重ね、今の状態に至ります。
目立つような文具はなく、目立つのは汚れだけ。
筆箱談義をする機会はそうそう無いので
カテゴリーごとに紹介していきます。
文具のコアとなる
◯◯ペン
書き心地が異常に滑らかです。
キャップタイプなので重心も心地よい。
僕は基本、0.4推しです。
細すぎず、太すぎず。
ペン先を収納できるので汚れに強く、安心感すら覚えるボディ。
ペン先に文字通りの小窓が付いています。
筆箱内の定位置が決まらないのでクリップ部分を削っています。
その名の通りさらさら描けます。
他のペンに比べシンプルなのでとても見つけやすいです。
ペンの実力を引き出す
消しゴム
黒い消しゴムは汚れが目立ちづらく、消えやすい
(気がする)
細かいところを消すため薄いタイプも使っています。
ペンで書くように使えるので狙い通りに消すことができます。
蛍光ペン同様、こちらもクリップ部分を削っています。
無いと案外困る
その他アイテム
透明なおかげで線を引く際に使う部分が一目瞭然。
僕の場合は中心にインク跡が残っています。
名前がやたらとイケてるただの芯です。
フタの部分の動きがかなり滑らかで、芯も取り出しやすい。
消しゴムサイズの修正テープです。
筆箱に気持ちよく収まるサイズのおかげで
間違いを恐れなくなりました。
おわりに:筆箱の変化は思考の変化
筆箱を見直すことは
使い方を見直すこと
使い方を見直すことは
思考を見直すこと
僕が考える「頭のいい筆箱」と
実際に使っている「こだわりの筆箱」をシェアしてみました。
社会人となった今、筆箱を使う機会は減りました。
学生以外で筆箱を持つ方はどれくらいいるのでしょう。
日々生活していく上で、必ずしも必要なモノではありませんが…
デジタルがすぐそこにあるこの時代だからこそ
アナログな道具について考えてみると少し楽しくなるかもしれません。
ゆうぼー
筆箱で人の性格が見える気がします。